きよこさんの3人展

伊藤 希代子さん&お姉さん夫妻の3人展に行ってきた。

会場は、潟道(katan do)。
新潟市西区青山にある、緑に囲まれた古民家のギャラリー。
ジャスコが目の前にあるのに、一歩踏み込むと、そこはまるで森のようだった。

希代子さんはかつて私と職場が一緒だった。
今は自分で美術の教室を主宰している。

希代子さんの造形と、お姉さん夫妻の染色作品が、古民家と調和していた。

お姉さん夫妻とは、アメリカのイリノイ州に住む、宰子(さいこ)さんとカールさん。
カールさんが染色した糸で手織りした布で、宰子さんがバックを作っている。

糸から染めた、この世に一つの布で作られたカバンたち。
温もりと彩りがあってどれも素敵だった。

希代子さんの作品は、いつもながら面白い。
思わずニヤッと笑ってしまう、まるくて不思議な動物たち。
きめ細かな模様のニットに気持ちがあたたかくなる。
人の手のぬくもりで心が潤う。

3人を慕う人たちが集まってきた。

小さな森のような庭で、小さなお茶会があった。
木漏れ日の下で、旧い友人、知らない者同士がいっしょにお喋り。
バリスタでもあるカールさんが淹れるコーヒーや、
お姉さんお手製ディップのチップなどをいただいた。

隣の席にいた日本画家の酒井英次さんから、自作の絵のポストカードを見せていただく。
新潟の風景。四季のうつろいの中で、どこかに雪がうっすら存在する。
この雪の部分を「雪形」(ゆきがた)という。

「雪形」というものを初めて知った。
春になって雪が溶けていく中、山を遠くからみたとき、雪が溜まっている場所がある。
それを「雪形」といって、いろんな形がある。雪形が「牛」に見えたり「馬」に見えたりする。雪形によって農事を決めていく風習を持つ土地もあるという。
雪形を鑑賞する仲間たちもいるそうだ。


庭の木漏れ日ダイヤモンド