中2男子研究会 ―「スマホをやめさせたい母」から「息子の世界を知りたい母」へ―

息子Kは中2、スマホ漬けの日々。

ルールを一緒に決めたけれど、なかなかそのとおりにいかない。

かつて絵本が大好きで、字が読めるようになると手塚治虫の漫画を読むふけり、野の花で遊んでいた男の子は、思い出の姿になってしまった。

スマホばっかり。
このままだとどうなるんだろう…

つい危険予測をしてしまう。



思春期の息子相手に、私の心配はただの説教になってしまう。


「そんなことしていて何が面白いの?」

「ためになるの?」

と心配しても、それを言ったところで、息子との距離は縮まらない。


むしろ遠ざかる。


そこで、発想転換。娘(Kの姉)と話していて思いついた。

「スマホをやめさせたい母」ではなく、

「Kちゃんの世界を知りたい母」

になってみようと思った。


そんなこんなで「中2男子研究会」が発足した👏🎊

会員は私ひとり。

研究対象は息子Kちゃん。

研究手法はフィールドワーク。



研究会を始めて最初に調べたのは、息子が夢中になっているゲーム「ブロスタ」。


はじめ、

「ただの撃ち合い殺人ゲーム」

に見えた。

そして、若者たちが将来、戦場の兵士に志願することに抵抗がなくなるのではと心配になった。


ところが調べてみると、それは一面的であると思った。

このゲームはチーム戦で、ログインするとすぐ、世界中に実在する3人でチームが組まれて、
そのチーム同士でたたかう。
相手を殺さなくても宝石がとれたらトロフィーがもらえたりする。

想像していたよりも複雑で、チームワークや判断力が必要だ。


自分が好きになるかは別問題だけれど、

「なるほど、これは面白いと思うだろうな」

と思った。


Kちゃんが観ていた魚釣りのショート動画もおもしろかった。




私はつい、意味や価値を考えてしまう。

将来役に立つのか?

と考えてしまう。


でも中2男子は、

数年後のことより、

今この瞬間を生きているらしい。


どうも会話がかみ合わないわけだ🙁



ママ友の I さんは、けっこう「ノー天気」にみえて、「子どもと楽しくすごためにかなり一生懸やってるんだよ~」と言ってたっけ。


よし、私も。


まずは、

息子が見ている世界をを少しずつ知っていくこと。

それにたいして、比較したり評価することはしない。





そんな実験を、ちょっとずつして、

すこし見える景色が変わってきたような気がする。


こないだまでは、「ん」しか言わなかったのに、

昨日、ある「ヒミツ」を教えてくれたんだ。


そんなことがちょっと嬉しい。


子猫のミルクボランティアを希望して育てていたとき